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襟裳岬の黒松林(えりもみさきのくろまつりん)

所在地

幌泉郡えりも町字えりも岬

規模

幅0.3〜0.6km、長さ7km、面積421ha、樹齢1〜53年

指定

日高山脈襟裳国定公園、道立公園第1種特別地域、飛砂防備保安林、
保健保安林、魚つき保安林

問合せ

北海道森林管理局日高南部森林管理署えりも治山事業所 電話01466-2-3149

北海道

襟裳岬の黒松林写真
 
立地環境

松林の北側に日高山脈を望み、東側には高さ約5〜70mの丘陵が10数m続き、太平洋の荒波が押し寄せています。

松原の今昔物語 海が草木を育て、森林が海を豊かにした「えりも式緑化工法」の黒松林

開拓当時、襟裳岬一帯はカシワなどの広葉樹が一面を覆っていました。しかし、入植者による伐採や家畜の放牧、バッタの大群襲来などにより、一帯は完全に砂漠化しました。そして、強風により砂漠の砂が大量に海に飛散し、降雨に伴う土砂流出による周辺海域の環境悪化が、魚や昆布の漁獲量の激減をもたらしました。当時の漁民の経済・生活環境の悪化は集団移住も検討されるほどでした。

昭和28年、浦河営林署と地元住民によって、岬の緑化事業がスタートしました。襟裳岬地区約416haのうち、緑化対象地約190haの草本緑化から始まり、昭和29年にはクロマツ、カシワなどの木本緑化試験を開始しました。昭和33年以降に本格的な植林が始められ、その後も年間約3haの植林が継続して行われています。草も生えない砂漠だった襟裳岬一帯はクロマツ林に覆われ、周辺海域は優良な漁場に生まれ変わりました。

 
襟裳岬の黒松林写真
 
アクセス

●電車やバスの場合

JR日高線様似駅下車、JR北海道バス日勝線で50分「岬小学校前」または、「百人浜」で下車
●車の場合

札幌から235km。苫小牧・釧路から180km。帯広から130km。管理棟、遊歩道付近に駐車場有り


襟裳岬の黒松林位置図

 
 

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コラム

海岸にはハマナスの花が咲きそろい、4つの遊歩道と管理棟などが設置されており、林内を散策したり、クロマツ林を一望することができます。林内では野ウサギやキツネ、エゾシカなどの野生動物を目にすることもあります。また、緑化50年を経て、林業総合センターを平成15年度に開館し、展示室の「みどり館」では緑化事業50年の歴史を、解説を含めた映像で見ることができます。

 
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